【土地探し】駅近 vs 郊外、子育て世帯が選んだのはどっち?
「駅近は便利だけど、子育てに向いているのは郊外なのでは?」と悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。
私自身、複数路線が利用できる駅から徒歩5分圏内に住んだ経験があり、その後、子育てをきっかけに郊外へと家を建てることにしました。
今回はその経験をもとに、駅近のメリット・デメリット、そして郊外を選んだ理由をお伝えします。土地探しの参考にしていただければ幸いです。あくまで個人的な考えをまとめただけですので、ご了承ください。
駅近に住んでよかったところ
まず、駅近生活はとにかく便利でした。
- 徒歩圏内に昔ながらの商店街 → 惣菜屋や居酒屋が安く、物価も抑えられる
- スーパー、市営プール、図書館、ジムが徒歩圏内
- 娯楽施設(飲み屋、パチンコ店など)も近くにある
- 複数路線が利用できる → 遅延があってもすぐ別ルートへ変更可能
- 車は不要、子どもが生まれる前は自転車もほとんど使わなかった
特に、雨の日や荷物が多い日でも駅まで近い安心感は駅近の大きな魅力です。
駅近に住んで残念だったところ
一方で、子育て世帯から見ると「ここはちょっと…」と感じる点もありました。
- 居酒屋が多く、昼間から酔っ払いを見かける
- 駅周辺は繁華街の雰囲気 → 子育て環境としては落ち着かない
- 空き地や広めの土地が出ても、すぐにマンションが建設される
- 高層建物で日当たりや風通しが悪くなることも
便利さは抜群ですが、落ち着いた子育て環境を求めるとミスマッチ感がありました。

子育て世帯が郊外を選んだ理由
「子育てはせいぜい20年。でもその20年が人生でどれほど大切か?」と悩み続けた結果、私が選んだのは郊外でした。
郊外のメリットは大きく2つあります。
- 広い土地を確保しやすい
駅近で50坪の土地はマンション用地として人気で価格も高額。
郊外なら同じ広さでも手の届く価格帯で探せることが多いです。 - ゆとりある生活環境
子どもがのびのび遊べる庭や駐車スペースを確保しやすい。
騒がしい繁華街から離れることで、落ち着いた子育て環境を得られる。

駅近 vs 郊外、資産性の視点から
土地を「資産」として考える場合、駅近にはやはり強みがあります。
- 駅近は流動性が高く、将来の売却を考えると有利
- 一方で、マンションや大規模開発が進みやすく、環境変化も激しい
ただし住宅は株式のようにすぐに売買できるものではありません。
愛着や家族の思い出も価値に含まれるため、「資産性だけで決めるのは難しい」というのが実感です。
まとめ:価値観に合った土地選びを
- 利便性を最優先するなら → 駅近
- 子育て環境とゆとりを重視するなら → 郊外
私の場合は「子育ての20年」を最優先に、郊外を選びました。
土地探しは「どこに住むか」以上に「どう生きたいか」を問われる選択です。
皆さんのご家庭に合った土地選びの参考になれば嬉しいです。
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