新築を建てる際に悩むポイントの一つが「地鎮祭をするかどうか」。
我が家も、以前別の方が住まれていた住宅があった土地を購入し、新築を建てることになった際、この問題に直面しました。
結論からいうと、我が家は地鎮祭を行いました。実際に体験してみて感じたメリット・デメリット、注意点をご紹介します。
地鎮祭をするメリット
実際にやってよかったと感じたメリットはこちらです。
- 家族の思い出になる
小さな子供も参加でき、家族写真を撮るなど良い思い出になりました。親世代も参加したいと言ってくれて、両家の交流の場にもなりました。 - 地域とのつながりを作れる
終了後に粗品(タオルなど)を持参し、ご近所さんへ挨拶ができました。
子育て中は地域の方にお世話になることが多いので、早めに顔を覚えてもらえるのは安心です。

やってみると楽しかったです。着工まで時間がありますが、地縄もあり家づくりをリアルに感じられました。
地鎮祭をする場合のデメリット
一方で、実際にやってみて感じたデメリットもありました。
- 費用が意外と高額
我が家の場合は、初穂料(神主さんへ)5万円、テントやお供え費用9万円で、合計約14万円。決して安くない出費です。 - 日程調整が必要
神主さん・工務店・家族の予定を合わせる必要があり、スケジュール調整がやや大変でした。
地鎮祭をしない場合のデメリット
地鎮祭は必須ではありません。行わない家庭も多いですが、我が家が感じたデメリットは以下の通りです。
- 思い出を残す機会を失う
家族で新築に向き合う節目のイベントとしての側面があります。やらなかったら後悔するかも…という気持ちは拭えませんでした。 - ご近所さんとの挨拶の機会を逃す
地鎮祭をきっかけに、地域の方へ「これからよろしくお願いします」と自然に挨拶できます。これを逃すと、改めて訪問するタイミングを作るのが難しくなります。
我が家の判断基準
正直、費用の14万円は大きな負担でした。他の設備に回したい気持ちも強かったのですが…
- 「やらずに後悔するくらいならやってしまおう」
- 「子供たちが地域の方に可愛がってもらえる環境を作りたい」
この2点を重視して、地鎮祭を行うことにしました。
地鎮祭にご祝儀は必要?
工事関係者にお祝いを渡すのか渡さないのかで迷うことがあるとおもいます。インターネット上の情報では5千円~1万円をお祝いとして渡すことが紹介されていました。

工事の安全祈願という意味合いを含めて地鎮祭を行うことを考えると、工事関係者へのお祝いは不要と判断し、我が家ではお祝いを渡しませんでした。
実際に困ったこと・注意点
やってみて「盲点だった!」と感じたことも。
- お供物(お下がり)を持ち帰る必要があることも
工務店から事前に説明がなく、大量のお下がりを抱えて帰ることに…。 - その日のスケジュールに余裕を持つこと
我が家は地鎮祭後に外構業者さんとの打ち合わせの予定があり、帰宅後からお下がりの鯛を料理することになりました。
当日は予定を詰め込みすぎず、帰宅後に余裕を持たせておくのがおすすめです。

まとめ:地鎮祭は「家族と地域の節目づくり」
地鎮祭は必須ではありませんが、我が家にとっては「家族の思い出づくり」と「地域とのつながりづくり」という大きな意味がありました。
費用や手間はかかりますが、子育て世帯にとっては後々の安心感につながると感じています。
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