子育て世帯にとって、家づくりで大きな悩みのひとつが「キッチン選び」です。
毎日の食事作りを支える場所だからこそ、使いやすさ・掃除のしやすさ・デザイン性のすべてが重要になってきます。この記事では、我が家が候補にした パナソニック・グラフテクト・クリナップ・タカラスタンダード の4メーカーを比較し、最終的に パナソニック S-Class を採用した経緯をご紹介します。
子育て世帯が重視したポイント
- 安全で快適な遊び場の提供
キッチンからリビングを見渡せる間取りを意識し、子供が遊んでいる様子を確認できること。 - 家事の負担軽減
動線や収納、掃除のしやすさを重視。短い時間で効率よく調理や片付けができること。 - 教育的な環境づくり
一緒に料理を楽しめるスペース、家事を通じて子供が学べる環境を意識。
候補になったキッチンメーカーと感想
パナソニック(S-Class)
- 気に入った点
- スゴピカ素材のシンク:汚れにくく掃除がラク。野菜を洗う時も安心。
- 全体的に高級感があり、コンセントの形状も使いやすい。
- 我が家の工務店の標準仕様だったため、価格面でも有利。
- 悩んだ点
- スゴピカ素材の耐久性が未知数。熱湯を流したときの変色や着色は大丈夫?

耐久性については今後ご紹介していきたいと思います。
グラフテクト
- 気に入った点
- とにかくデザインがおしゃれ。木目の質感も好み。
- 価格設定がわかりやすい。
- コンロとシンクの位置を分けられるレイアウト対応。
- ダイニングテーブルも揃えられるため、空間デザインが統一できる。
- 悩んだ点
- 手元にコンセントがない。調理家電を多用する我が家には不便。

とにかくおしゃれでカッコいいキッチンです。
クリナップ(ステディア)
- 気に入った点
- 骨組みがステンレス製で丈夫。
- 手元にコンセントを設置できる。
- エンボス加工シンクは汚れ落ちがよく、実演で確認できた。
- 悩んだ点
- ステンレスの質感やエンボス加工の見た目が好みではない。
- 妻は好みだったが、夫婦で意見が割れた。

ステンレスが好きな人には非常に良いのではないでしょうか。
番外編:タカラスタンダード
我が家の工務店からタカラスタンダードのキッチンは費用が高くなる(工務店で値引きが出来ない)。との事だったので参考程度に見学しました。
- 気に入った点
- ホーローパネルの清掃性と強力なマグネット対応は圧倒的な魅力。

タカラスタンダード社のホーローパネルは単独で「エマウォール」という名前で購入可能です。壁紙のように色々な部屋に採用可能です。
ただし、施工の可否もあるためハウスメーカー。工務店に相談してみてください。
我が家の最終決定:パナソニック(S-Class)
最終的に我が家は パナソニック S-Class を採用しました。
理由は以下の通りです。
- 工務店の標準仕様で価格が抑えられた。
- スゴピカ素材のシンクが掃除しやすく、子育て世帯に合っている。
- コンセントの使いやすさなど、細かい部分の利便性が高い。

上位グレードのL -Classでは、よりデザイン性の高い仕様があったのですが、我が家は機能の次に価格を重視するため、上位グレードは候補となりませんでした。
細かいこだわりポイント
- ラクするーシンク(スゴピカ素材)
シンクに汚れや水垢がつきにくい素材でできており、カウンターとシンクの隙間もすくない設計になっています。また、排水口とシンクが一体成型になっており、汚れが溜まりにくいのもお気に入りポイントです。 - 蒸気対応パーツ
炊飯器などから出る蒸気で吊戸棚が傷むのを防ぐことができます。 - エコナビ フロントセンサー水栓
濡れた手で触らなくても水を出せるので、水栓の根本に水が滴り落ちて汚れるのを低減できることを期待しています。 - エマウォール(タカラスタンダード社)
カップボード側のフロアキャビネットと吊戸棚の間に採用しました。表面がガラス質でできており、掃除のしやすさが魅力です。また、マグネットも強力にくっつくため、マグネットを活用した自由な収納スペースが実現できる点が気に入っています。

パナソニック社にもマグネット対応のキッチンパネルがあったのですが、磁石がそれほど強力に付かないため、収納としての活用は難しそうでした。
まとめ
子育て世帯にとって、キッチンは「料理をする場所」以上に、家事効率や家族のコミュニケーションに直結する大切な空間です。
どのメーカーにもメリットとデメリットがあり、最終的には 家族のライフスタイルが決め手になりました。
これから家づくりを検討される方は、ぜひショールームで実際に体感して、家族で話し合いながら比較検討してみてください。
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