「トイレってどのメーカーも大きな違いがないのでは?」
最初はそんな風に思っていた我が家。ですがショールームを回るうちに、デザインや素材、機能の違いに気づきました。実際に比べてみると、子育て世帯にとって掃除のしやすさや非常時の対応はとても重要。今回は我が家の体験をもとに、トイレ選びのポイントをまとめます。
タンク式 vs タンクレス ― 停電時や水圧にも注意!
デザイン面ではタンクレスがすっきりして好みでした。
しかしタンクレスには注意点もあります。
- 停電時に水が流せない(最近のものは停電時でも水を流す機構があるみたいです。)
- 2階設置の場合、水圧によっては不具合の可能性
ここで見つけたのが「タンクレス風デザインのタンク式トイレ」。
例:
- TOTO GG-J1
- Panasonic アラウーノV
見た目はタンクレス風ですが、小さなタンク付き。停電時もレバーで水が流せます。非常時の安心感があり、子育て世帯にはぴったりでした。
デザインの違い ― 縁なしは掃除がラク!
トイレを見比べて最初に気づいたのが「縁の有無」です。
- 縁あり:従来タイプ。水が回りやすいが掃除はやや手間。
- 縁なし:フチがなくツルッとしたデザイン。掃除がしやすい。
小さな子どもがいる家庭では汚れやすいので、掃除のしやすさは大きなメリット。実際に見て触ると「縁なしの方がラクそう」と感じました。
材質の違い ― セラミック vs スゴピカ素材
各メーカーで素材が異なることもポイントでした。
- TOTO:セラミック製。硬くて小傷に強い。セフィオンテクト技術で表面が滑らかで汚れが落ちやすい印象。
- LIXIL:セラミック製。特に水に馴染みやすいアクアセラミック素材。
- Panasonic:スゴピカ素材。軽くて丈夫。汚れに強い。
我が家は「耐久性ではセラミック、小傷に強いのも安心。ただしスゴピカ素材も魅力的」という印象。どちらもショールームで実物を確認するのがおすすめです。
お掃除が楽になる―TOTOの技術
TOTOにはお掃除が楽になりそうな技術がありました。
- プレミスト:使用前に水を吹きかけ、便器内を水で濡らすことで汚れの付着を抑制。
- ノズルきれい:次亜塩素酸を含むきれい除菌水でノズルの外と内側を洗浄。
プレミストとセフィオンテクトの組み合わせは、非常に良いのではないかと思いました。便のこびりつきは掃除の負担が大きい(精神的にも)ので魅力を感じています。ウォシュレットは非常に便利だと思うのですが、家族しか使用しないといえど衛生面がいつも気になりますTOTOの技術は目の付け所が非常に良いと感じています。
我が家の選択 ― TOTO GG-J1
最終的に我が家はTOTO GG-J1を選びました。
理由は:
- 掃除のしやすさ(縁なし・スッキリ形状・独自技術)
- 停電時でも使える安心感
- 価格が魅力的
よく似た機種の「GGA1」はウォシュレットが瞬間式になってます。電気代の節約にもつながります。特に使用頻度の低い2階トイレにはありがたい改善です。
ただしGG-J1はビルダー向け商品なので、対応できる工務店が限られます。設置できる場合はコストパフォーマンスも高く、おすすめできる選択肢だと思います。
まとめ ― 子育て世帯におすすめのトイレ選びの視点
トイレは毎日使うもの。子どもが小さい時期は特に「掃除のしやすさ」や「非常時に使えるか」が重要だと感じました。
子育て世帯におすすめのチェックポイント:
- 縁なしで掃除がラクか
- 素材はセラミック or スゴピカ?
- お掃除が楽になる技術はあるのか
- タンクレス or タンク式(非常時対応含む)
トイレ選びは「小さな違い」の積み重ねで満足度が変わります。ぜひショールームで実物を見て、家族に合う一台を選んでください。
コメント