家づくりを進める上で欠かせないのが、住宅設備のショールーム見学。
キッチンやお風呂、トイレなど、実物を見て説明を受けられるのは大きなメリットですが――子育て世帯にとっては大きな試練でもあります。
我が家も例外ではなく、最終的に6回ほどショールーム通いをしました。今回はその体験から、子連れでのショールーム見学の注意点や工夫したことをご紹介します。
子どもと一緒のショールーム見学、現実は大変!
当時、我が家の子どもたちは5歳と2歳。
普段は比較的おとなしいのですが、ショールームに入った瞬間からテンションが上がり、走り回る、ボタンを押したがる、棚を開けたがる… と大はしゃぎ。
一応、キッズスペースにアニメが流れていたのですが、効果は30分程度。すぐに飽きてしまい、結局はショールーム全体を駆け回っていました。
さらに、2歳の子が昼寝をしてくれれば少し落ち着いて見学できるものの、それも運次第。「ゆっくり設備を見る」ことは正直ほとんどできませんでした。

ショールームに行くまでは楽しみなのですが、子供の相手でぐったりしました。
ショールームに行くメリット
そんな苦労をしても、やっぱりショールームに行く価値はあります。
- 実物を見ながら説明を受けられるので、理解が深まる
- カタログや写真では分からない「質感」や「サイズ感」が分かる
- 実際に使ったときのイメージが持てる
我が家の場合、妻の希望で「キッチンの高さ」「収納の使いやすさ」を実際に体験できたのは大きな収穫でした。
我が家の最終スタイル:ショールーム × WEB打ち合わせ
最初は「全部ショールームで決めよう」と思っていましたが、子連れでは難しい…。
そこで最終的に落ち着いた流れは次のとおりです。
- ショールーム(説明あり)
→ 設備の概要やプランを把握、メーカーを選定 - WEB打ち合わせ
→ 図面や写真を使って細かい仕様を相談(気軽に家から落ち着いてできるのが◎) - ショールーム(最終確認のみ)
→ 色や質感などを最終チェックして確定
この方法なら、子どもを連れて長時間ショールームで過ごす必要がなくなり、負担も減らせました。

現在使用している設備の大きさを把握しておくことをオススメします。ショールームでは、実際よりも良いように見えてします。
子連れショールーム見学のコツ
実体験から感じた、ちょっとした工夫をご紹介します。
- お昼寝中など子どもがおとなしい時間帯を狙う
- お菓子や飲み物を持参(ショールームによっては持ち込み可)
- 見学は「ここだけ」と事前に絞っておく
- 夫婦で役割分担(片方が子どもを見て、片方が説明を聞く)
- 最終確認は必ず現地で!(色・質感は画面では分かりにくい)

選んだものが良かったのか。どうしても最後は不安になります。後悔しないように実物をしっかり見ておきましょう。
まとめ
子育て世帯にとってショールーム見学は「理解が深まるメリット」と「子ども対応の大変さ」が表裏一体です。
我が家の結論としては、
👉 ショールームで概要を把握 → WEBで詳細を詰める → 最終確認はショールーム
この流れが一番効率的でした。
これから家づくりをされるご家庭も、ぜひ自分たちに合ったスタイルを見つけてみてください。
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