子育て世帯の我が家では、TOTOサザナのお風呂を採用予定です。メーカー純正のカウンターやシャワーフック、収納棚、ふろふたフックなどはあえて取り付けず、マグネット収納を活用するシンプル仕様に決めました。
しかし、ひとつだけ不安が…。
「TOTOのお風呂の壁に、マグネットは本当にしっかりつくのか?」という点です。
タカラスタンダードの「エマウォール」は磁力が非常に強いことで有名ですが、壁下地に鉄粉を含んだゴムシートを採用している商品や、パナソニックのマグネット対応ボードでは、鉄製品の約1/3程度の保持力になると聞きました。
そのため、TOTOのお風呂も同じように弱いのでは…?と気になったのです。
実験方法:TOTOバスビアでのマグネット強度テスト
現在住んでいる家は、TOTOの「バスビア」(おそらくサザナの前モデル)。
そこで、このバスビアの壁を使って、実際にマグネットの強度を試す予備実験を行いました。
使用アイテム
- 山崎実業(Yamazaki)
マグネット バスルーム シャワーフック ホワイト
約W5×D5×H16cm 「tower」シリーズ 3805
→ 対荷重:約2kg - ペットボトル1.5Lと500mlに水を入れ、合計 約2.2kgの重りを用意しました。
このシャワーフックにペットボトルをセットし、時間経過によるズレ落ちを観察しました。
実験結果

- 実験直後:問題なし
- 30分後:問題なし
- 1時間後:まだ大丈夫
- 8時間後:ずれなし
結果として、TOTOバスビアの壁はメーカー表示どおりの保持力を発揮できることが確認できました。
つまり、サザナでも同様にマグネット収納が問題なく使えると期待できます。
実験から得られた気づき
実際に試してみて、便利さと注意点の両方に気づきました。
✅ 便利だと感じた点
- マグネット式シャワーホルダーなら、壁のどこにでも設置できるため柔軟に対応可能。
- 子供が小さいうちは、手元にシャワーを置いておきたい場面が多い。
- 取り外せるので、掃除がしやすい。
⚠ 注意点
- 垂直方向の荷重には強いが、横方向に引っ張ると外れることがわかった。
- 特に子供のいたずらで外れる可能性があるため、注意が必要。

まとめ
今回の予備試験で、TOTOバスビア(=サザナの前モデル)でもマグネット収納が問題なく使える強度があると確認できました。
マグネット収納を活用することで、純正オプションを最小限に抑え、掃除のしやすいシンプルなお風呂にできます。
一方で、子供のイタズラなど横方向の力には注意が必要ですが、取り外しできる=清掃性が高いという大きなメリットも得られます。
これからTOTOサザナを検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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